私は子供の頃からカメラいじりが好きで、 家族や友人との集いの場面や修学旅行に小型フィルムカメラを持参して記念写真を撮ったりしていました。
記録するだけでなく“美しさ”も求めて写真を撮り始めたのは、 初めてデジタル一眼レフカメラを手にした2007年のことでした。
前年にサラリーマン生活を卒業して時間ができたこともあって、 写真教室に通って撮影の基礎を学び、 写真家同行の撮影会に参加したり、 フォトサークルに加入して同好の方々と交流したりして楽しみなが ら経験を積むことができました。
ある時、ファインダーを覗いて撮影しようとしたときに、 頭の中で「いつまでも同じような写真を撮ってもしょうがないよ」 いう声が聞こえてきました。
その頃、 サークルの写真展では皆さんが工夫をこらした撮影による見事な画 像が多く見られるようになっていました。
そこで、 私も特殊なレンズを買ったり、露光に工夫をしたり、 画像編集ソフトを使ったりして斬新な作品を作ろうと試みましたが 、残念ながら気に入った絵作りはできませんでした。
・・・というわけで、いつもながらの「見たまま」を「 撮っただけ」の写真が残りました。これでも由としつつ、 同じ被写体は二度と撮れないこと
(一期一会=絵) を念頭に写真を楽しんでいきたいと願っております。
2026年3月
小高孝一
小高孝一



